前置き

システム開発というのは難しいもので、実際に使えるシステムをお客様の元へ納入できるかの成功率は、5割にも満たないとも言われています。

また、システム開発に従事するエンジニアは、個々人で能力の高低に大きく差が出るもので、パフォーマンスは二倍も三倍も違うものにもなるとも言われています。

 

そして、システム開発には、必ず正しい答えがあるわけではなく、システムを発注するお客様のご意見や、エンジニアの知識や経験次第で完成した物の質が大きく変わってくるものです。システム開発というのは、あらゆる要素が複雑に絡み合うため、正しく整理して正しく作らなければ、容易に失敗してしまう難しいものなのです。

 

繰り返しになりますが、システム開発というのは難しいものです。

したがって、使えるシステムを納入できるかの分水嶺として、まず第一に能力の高いエンジニアをパートナーに選べるかというのが、最初の一歩目でもあるわけです。

 

では、どのようなエンジニアが、高い能力を有するのでしょうか?

 

コンピュータの世界は日進月歩で、数年前の技術が廃れて使えなくなるという事は多々あります。例えば、携帯電話の機器にしても、3年前に発売された機種が今でも使用できるかというと、そんなに簡単な事ではありません。故障した際にどうするのか。セキュリティは担保されているのか、バッテリー交換はサポートしてもらえるのか。考慮しなくてはいけないことが山ほどあります。

 

ソフトウェアの世界も同じもので、こういった事情を芯に据えて、技術の進歩に伴い、いかなる課題に対しても答えを持ち合わせるための努力を行う必要があるのです。できることは何か。できないことは何なのか。できないとしたらどのような代替案があるのか。

 

お客様のそういった実現したい何かを提供するために、日々エンジニアとしての能力の研鑽を行う事が、エンジニアの能力の高さの礎になるのだと私は思います。

 

前置きが長くなりましたが、ポリシーを伝えるというのは、一見すると感情論を訴えるような物の見方もできてしまいますが、技術の礎としての精神性として、お客様の良きパートナーに私がふさわしいかをご判断頂くための、判断材料のなるのではと思い書かせて頂いた次第です。

 

ポリシー

私が大事にしているのは、3つのポリシーです。 

ベクトルの明確化

システムを導入するということは、何かを効率化するということです。お客様が、システムを導入する事により得ようとしているメリットを明確にし、そして常に再確認しながら、自らに与えられた役割の中でできる最大限の提案と業務の遂行を心がけます。

こだわりを持つ

自分が納得できる最高の仕事を常に遂行できるよう努力いたします。自分が納得できると書いてしまうと、独りよがりな印象を持たれてしまいますが、お客様の『何故』や『何を行いたいのか』に常に耳を傾け、良い仕事ができるように妥協しないように心掛けるという意味です。

思いやりを持つ

思いやりとは、相手の気持ちを察すること、または察しようとする思考であると考えます。その人にとって、何が良いかを考え共に歩んでいく姿勢を貫くことで、相手に必要なものを与えられる確度が高まるものになると考えています。